「虐殺器官」文庫版発売・「伊藤計劃記録」発売日決定。

 とうとう出るらしい。


「伊藤計劃記録」3月25日発売!


http://www.hayakawa-online.co.jp/product/issue_schedules/book/list.html


 遺稿の整理が終ったという情報を聞いてからというもの、ずっと待っていた。
 内容に関してはまだよく分からないが「短篇及びエッセイ、インタビュー、映画評等」ということだけど、原作・世界設定の「Automatic Death:episode 0:No Distance, But Interface.」はどうなるのかな。

 伊藤御大は随筆とか書いてもあまりブログで告知とかしない人だったので結構読みそびれてるのがあるので(3割くらい…)個人的にはとても楽しみです。しかし、これで最後だと思うとやはり寂しい。こればかりは何度言っても言い尽くせない。非モテの星から来た男、愛と勇気をありがとう。





虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

 ――ところで、あちこちでシンプルすぎると評判の、本日発売・虐殺器官文庫版ですが、確かにちょっとコレだと怖くないでせうか。タイトルからしてヤバそうという理由で母親に虐殺器官を捨てられちゃった子の話を聞いての「ハーモニー」という親前安全なタイトルなのに、コレだと再び捨てられそうですぜ。というか元の表紙よりもちょっとホラーっぽく誤解されそうに思える。

 コレの横にバラードの「残虐行為展覧会」とか置いといたら、間違い無く誤解されそう。ヘタすると友達から距離置かれたりとかしてしまうのでは。しかし伊藤ファンなればこそやっちまいそうな。