山崎貴の脳内。

 もうすぐ公開でそれなりに期待もしている山崎貴監督の新作、

 『BALLAD 名もなき恋のうた

 正直ALWAYSの次は何を撮るのだろうと期待してて、その次もまさかのALWAYSだったのでガクッときてたのだけれど戦国大合戦の実写化と聞いて、僕は「you、アホ(友達)だね?」と思わず含み笑いした。同種の匂いを嗅ぎつけた感じ。

 このひと、多分自分のやりたい事にすごく正直なのだ。
 やりたい事やるために映画撮ってる。初期の作品はそれがかなり空回って変だったけど。ザッと並べると大体こーゆう流れであろうと勘ぐる。


ドラえもん+ロスト・イン・スペース(1998)→ジュブナイル Juvenile (2000)

マトリックス(1999)→リターナー Returner (2002年)

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲(2001)→ALWAYS 三丁目の夕日 Always Sunset on Third Street (2005)

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦(2002)→BALLAD 名もなき恋のうた(2009)


 ……頭の悪いオタクである。アホである。
 でもそこに必要以上に感情移入するのは己がアホだからだ。
 多分このひとが次に目指してるのは『ゴジラ』か『ガメラ』だろうと本気で思います。