SF本の雑誌オールタイムベスト100版
ヒデラジで知ってググってみたのですが、
なんか読んでないのがいっぱいでした。こりゃイカン。
と、そんな私事よりめでたいのは例によって虐殺器官の16位ランクインですが、今回のオールタイムベストはなんだか近年の作品が沢山入っててビックリ!
クラークやハインラインの大御所に混じってハルヒやナイトウォッチなんかのラノベが入ってるのも興味深い。ってかハルヒが幼年期の終わりに勝ってるってマジっスか。
個人的には、今までいわゆるライトノベルSFは「SFファンの物」というよりいわゆる「オタク達の物」だとばかり思っていた。
冲方丁にしても、ランクインしている「マルドゥック〜」は読めても「スプライト〜」とかはちょいキツかった。いや、楽しいには楽しいんですが。楽しけりゃいいんですが。
SFかSFかどうかと言うと……そりゃあまあSFなんだろうけれど、何か自分とは違うなーという、紙一重の部外者感覚。
じゃあバッサリと「ラノベSFはSFじゃねえのかよ!」って言われたら返答には窮しちゃう。まいっちゃう。
SFとは何か、という定義は難しいクセに馬鹿馬鹿しい。
「SFとは心だよ!」とか「魂だよ!」とか言ったらロックすぎる。
でもあえて言うならば、やっぱり「個人の目線」なんだと思う。
だから僕は誰が何と言おうと「パターン・レコグニション」はSFと言い張るし、「ハッカーを追え!」もSFだ。ガンダムは一部を除いてSFじゃないけど、ハガレンはSF。
自分でも無理のある事を言ってるのは分かってる。
この感覚は完全に僕が勝手に培ってしまった物で、理屈も無く穴だらけ。むしろ僕の頭が固いだけ。
これには劣等感すら感じるが、だがやっぱり、正直なところはハインラインとハルヒを同じSFとは思えないのだ。大森さん的にはどうなんだろ。うむむ、どうにもまとまりがつかないですね。また今度。ファルダ。
追記:ハルヒを観てハイペリオンを手に取る人が結構居るらしいケド、しかしアレはSFオタが読んでこそ楽しいのではないかというのは思い込みですかね。実際やってみた人の感想とかマジに気になる。