ボル、やっぱあんたは凄いよ……。

 元気を出す為に1週間ぶりに外出してみたら本屋にこんなもんが。
 

Game Union1 (三才ムック VOL. 202)

Game Union1 (三才ムック VOL. 202)

 おお、コレ去年出た奴じゃん。まだ残ってたのか!
 とばかりに買って来たのですが、実際読んでみて死ぬほど笑った。
 なんでかっていうとウーヴェ・ボルのインタビューが載ってるのである。


 一体どこの世界にゲーム雑誌にボルのインタビューを載せる奴がいるんだよ!
 以下ボル語録

「ウォシャオスキー兄弟なんてオレと比べたら二流だよ。しょせんはふたりいないと何もできないダメ監督。それに、一発屋だしな」


「そんなにオレが気に入らないんだったら、直接文句を言いに来いよ! ネットで陰口を叩いているようなヤツは、生身のオンナも抱いたことのないような臆病者ばっかりだと思うけどな!」


(ジャーナリストとのボクシングに関して)「オレに文句があるヤツが多いみたいだから、本当にリングで相手してやったんだよ。全員ボコボコにしたけどな!」


(俳優に関して)「もちろん、オファーしても断ってくる俳優もたくさんいるよ。オレの才能を分かってないヤツだけどな(ニヤリ)」byウーヴェ・ボル


 ぅおう、さすがウーヴェ・ボル、期待に違わぬおもしろキャラだ。
 まるでボルがDQNの様だ。*1
 そして何故か語尾が妙だ。翻訳が上手すぎるのか?
 あまりに悪意のあるインタビュー。編集者が天才すぎる。
 しかも律儀にページの横にウーヴェ・ボル監督作品の紹介とか書いてある。(悪意を持って)
 一時はMGSを監督するという噂も立っていたが、このラインナップの中にMGSが並ぶ事にならなくて本当に胸を撫で下ろす思いである。

 まあ他の記事は大した事ないですけどね。久しぶりに腹抱えて笑った。
 人生で初めて、ウーヴェ・ボルにお礼を言いたい気分になりましたよ。はっはっは。



 あとどうでもいいがウィキペディアのボルの項に妙に詳しくドイツの映画事情について書いてあった。ボルの監督生命の謎についてそんなに深く突っ込みたい奴が居るのだろうか。
 wikipedia:ウーヴェ・ボル

*1:あながち間違ってないのかもしれんが。