伊藤計劃『ハーモニー』P・K・ディック特別賞受賞!
ああ、これは嬉しい。
普通にファンとしてこうやって伊藤計劃が評価されることは勿論嬉しいのだが、個人的には伊藤計劃の本を読むと、浅識ゆえにどうやっても頭の中で解決を見ない問題がチラチラと出てきてしまい、どう解釈すれば良いのか困ったりする。(まあそれはそれで、ジジェクとか普通に生きてればそうそう読まない様な本を手に取るキッカケになるので良いんだけど)
今までも伊藤計劃作品の書評とか結構身を入れて探したりはしてたけど、これからはアレですよ。
海外作家!
Project Itohの名が海外まで知れ渡れば、もの凄く有名な作家とかが書評を書いたりしてくれるかも知れないジャマイカ! そしたら私の中のモヤモヤが(形の無い疑問がぁ)氷解するかも分からん。 ギブスン何か反応してくれ。
――ところでハーモニーの翻訳をした「アレクザンダー・O・スミスって誰?」ハーモニーはきっと翻訳するの何回じゃねえ? とか思って遅まきながらググってみると、日本のゲームの翻訳とかしてる人なのね。これは相性いいかも。
http://en.wikipedia.org/wiki/Alexander_O._Smith
ベイグランドストーリーとかFFとかフロントミッションに逆転裁判とか。
あとグインサーガ、ブレイブストーリー、ハガレンなんかの翻訳もやってるのか。硬派だなぁ…でもいいかも。
ちなみに私事ですが伊藤計劃記録:第弐位相 はちゃんと予約して買いました。
でも昨日の小島監督も出てたニコ生を見逃した。久々に朝から自己嫌悪だ。
- 作者: 伊藤計劃,早川書房編集部
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/03/01
- メディア: 単行本
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追記
とか言ってたら4gamerの方でレポがあった。
http://www.4gamer.net/games/048/G004886/20110424003/
追追記
とかとか言ってたら7月のSFマガジンで「伊藤計劃以後」というテーマの特集があると知る。トークショーの全文も載るみたい。